Co-Writing Farm Official blog

クリエイター集団Co-Writing Farm(CWF)のオフィシャルブログ。メンバークリエイターの日々の活動などをカジュアルにお伝えします。

アレンジャーが選ぶ2019年のオススメプラグイン&商品3選

はじめましてCWFの竹島です。
トラックメーカー、アレンジャーをしていて主にダンスミュージックを作っています。

最近はFuturebass,FutureHouse,Trapといったジャンルをメインにダンスボーカルユニットへの楽曲提供、TVCM楽曲提供をさせていただいています。
新たにブログ更新メンバーになり、プラグインやアレンジTipsやスキルアップなどの記事を更新することになっています。以後お見知り置きください!


さてさて皆さんブラックフライデーが終わり、サイバーマンデーが終わり、
残すは年末のクリスマスセールとなりましたが皆さんは何を購入されましたでしょうか笑
今日は僕が買って良かったなと思うプラグインや商品を3つご紹介したいと思います。

 

Portal by Output


PORTAL by Output - Granular FX Plugin


こちらはディレイやリバーブなどを組み合わせた複合型空間系プラグインになります。
Portalのおすすめポイントは簡単に壮大なそして自分が予期しないすごく広くて複雑な空間演出を手軽に作れるところです!

作曲と言うとコード進行やメロディー等に意識が行きがちですが
アレンジャー的には空間デザインも作曲においてとても重要な要素になってきています。
飽きがこない、リスナーをずっと惹きつける楽曲と言うのは、
リスナーがその次の展開を予測できないけれども心地良いと感じる程度の
丁度いい複雑さというのがとても大事だと僕は考えています。

こちらのポータルには様々なプリセットが用意されています。
プリセットは既にフィルターやディレイリバーブその他のエフェクターが組み合わさっているので
あとは楽曲の雰囲気に合わせて混ざり具合を直感的に調整するだけと言う画期的なプラグインになっています。
しっかりとした音像イメージがある場合は一からプラグインを組み合わせる方が良いのですが、製作者自身も予期しない空間演出を提案してくれるので、そこからまたインスピレーションを受けて新たな展開アイディアを思いつくキッカケになることが多いのため、とても重宝しています!今一押しです!

 

⑵LFOTool


How to use Xfer's LFO Tool


こちらのプラグインは簡易ダッキングエフェクターになります。
ダッキングとはダンスミュージックに置いてとても重要なテクニックになるのですが、詳しい説明はまたそれは別の機会に。
4つ打ちの曲を作る際ベースに挿すだけで簡単にダッキングが再現できますし、
昨今のFuturebassでよく耳にするきざみが刻々と変わっていくコードシンセなどを擬似的に表現することも可能だったりします。
LFOToolのRateパラメータにオートメーションを書くことで可能になります。
また単純にキックとベースの棲み分け以外にも
リードやFX系にかけることによってグルーヴを演出することができますし、
Spliceなどで見つけたパーカッション類のグルーヴが作ってる曲と合わない時などもLFOToolを使うことで合わせることができる場合があるのでとても便利です!

XferRecords.com | Home of the Xfer Records VST Suite

 

 

⑶Expert Mouse Optical Trackball

ケンジントン 【正規品・5年保証付き 】 ExpertMouse(OpticalBlack) 64325
 

 

そして最後3つ目はプラグインではなくトラックボールになります笑
これはほんとに先日なんですが、Hey! Say! JUMPなどのアレンジを担当されている遠藤ナオキさんの講義が2019年12月の前半にCWF内で開催されました。
そちらの議題が一風変わっていて、、、笑
作曲の講義というとDAWの使い方や理論の話かと思うかもしれませんが
ナオキさんの講義は1時間半かけて座る椅子や体の姿勢、マウスやショートカットの設定の仕方などを教えてくださると言うものでした。

 

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ものすごくぎゅっと講義内容を要約すると、
マウスを動かす時間やカーソルを画面上で移動させる時間を削減することによって
よりクリエイティブな発想に体力や精神力を使いましょうと言うものでした。
講義内でいますぐにトラックボールに変えなさいと仰っていたので、
懇親会後帰宅してすぐにAmazonトラックボールを購入しました笑
ここ1週間ほど作業しているのですが、明らかに作業効率が上がって大変驚いています。
理由としては、ボタンが4つあるので余っているボタンにEnterやDeleteなどを設定することで、キーボードとマウス間の移動回数が大幅に減ること、
軌道感度を高めに設定しても扱いやすい操作性であること、
腕を常に肘掛においていられるので、疲れにくく集中力が持続しやすいからだと思いました。
もし作曲スピードが遅いなと感じられる方はプラグイン以外にもトラックボール等の購入をクリスマス検討されてみてもいいかもしれませんね。

 

さて本日はお勧めのプラグインや商品を3つご紹介させていただきました。
ご興味お持ちになった方はトライアルもしくはクリスマスセールなので是非是非チェックしてみてください。
それではまたー!