山口ゼミチューターの役割、チューター業を通して感じること
CWFの田辺です。
現在、山口ゼミの2代目チューターをしています。
初代チューターから引き継いだのが去年7月になるため、もうチューターになってから1年以上経過しております。そろそろ1年半になりますね。
チューターとは、どういうことを行なっているのかを簡単に解説します。
主にはゼミ会場のプロジェクターやスピーカーなどのセッティング、講義中のサポート、
伊藤さん山口さん、ゲスト講師、そして受講生との間のパイプ役です。
例えばですが、山口ゼミの受講生には、
中には作曲を始めたばかり、もしくはこれから始めたいという方もいらっしゃいます。
そういった方々の機材やDAW面のサポートや、受講をしていくでの疑問点、仮歌の相談、
あるいはコライトの相談を受けたりもします。
自分がコライトを引き受けることもありますが、Co-Writing Farmのメンバーと引き合わせることもあります。
チューターのやり甲斐の一つだと思いますが、
チューターをしていると、受講生がどういうスキルを持っているか、どう成長しているかを間近で実感できます。
気になった人がいればCo-Writing Farmに紹介したりもしますし、こちらからコミュニケーションをとってコライトすることもありました。
受講生の中には、初めから才能があった人もいれば、伸び悩む人、初めは何も出来なかったのに色々吸収し、講義を重ねるごとにいつの間にか最初の頃とは見違えるほど、クオリティが高いものが作れるようになった人もいます。
受講中に成長していった方の多くに共通していたのは、
山口さん伊藤さん、ゲスト講師、同期、そしてチューターである自分と、積極的にコミュニケーションを取っていくこと。(それこそ、山口ゼミの教えの一つである空気を読まない、を実践している人とかw)
また、自分の強みと弱みを理解し、強みは前に出しつつも、弱い部分は人からアドバイスを積極的に聞いたり、打ち破ってみたり、あるいはコーライトをしてその弱い部分をカバーし良い曲を作る、といったことをしていた人でした。
弱い部分がどうしても自分だけではカバーできなかったら、コーライトした方が良い結果に繋がっていたと思います。
たとえ一通りできる人でも、自分の長所と短所が何かを知るということはとても大事なのかなと。
逆に伸び悩む人は、その部分が自分でまだわからないか、何か自分の中で頑なになって変えることができない所がある人だったかな・・と思います。
受講生との交流以外にも、ゲスト講師の方々との交流もあります。
DAW秘伝などで毎回のように来る方は、その時々で持って来る楽曲、お話が変わるということもあって、勉強になることだらけです。
時々、チューターをやっていて大変ではないか?と聞かれることがあります。
確かに、業務によっては大変なこともありますし、私自身がコミュニケーションがとても得意な人間とは言えないので、偶にそのハードルを感じることはあります。
ですが、私自身様々な人からの話を聞くのは好きですし、人の助けになり、
得るものは色々と大きいので、自分としてはやり甲斐があると思ってやっています。