パラレルキャリア女性作家ながながの1週間 ~後編~
兼業作家をしている永野小織、長沢知亜紀のよくある1週間を書いてみました。後編です。
前編(月曜日~木曜日)はこちらです。
<とある1週間の設定>
・永野はIT系、長沢さんは広告系企業のそれぞれ総合職として週5フルタイム勤務
・金曜朝提出のコンペ1曲、翌週月曜朝提出のコンペが1曲ある状態
・月曜~日曜の1週間の記録(後編は金曜日~日曜日)
~金曜日~
長沢→8:30起床。通勤し10時始業。
永野→7:30起床。通勤し9時始業。
コンペも提出したし、ようやく金曜日なので、今日はふたりとも日中頑張って仕事をしたのち、それぞれの飲み会です。
合間に、長沢さんが机の買い替えを検討している話をします。
一週間お疲れ様でした。
~土曜日~
午前中は別コライトのメロディーを作って送ります。
その後ありがちな土曜の予定として美容院だのまつエクだのの予定をこなしてから、
今日は山口ゼミに遠藤ナオキさんがくるので講義を聴講します。
遠藤ナオキさんは、長沢永野が作曲した22/7「シャンプーの匂いがした」の編曲を手掛けてくださったことがきっかけでお知り合いとなり、山口さんからの相談を受け、山口ゼミの講師として来ていただきました!
遠藤さんの講義は少し変わっていて、「作家として仕事をしていく上でいかに効率よい作業環境を整えるか」について熱く語っていただきました。
私も遠藤さんのお話を聞いて、トラックボールや良い椅子を導入し作業しています。
どんな作家も良い制作環境を整えることは大切ですが、パラレルキャリア作家としては、会社での仕事もPC作業が多いので、疲れない作業環境は本当に大事だなとしみじみ思っています。
遠藤さんの講義をうけて、CWF竹島くんがトラックボールについてのブログ記事を記載していますので、こちらもぜひ。(おすすめ商品3つめ)
講義後は飲み会がいつもの流れ。振り返るとわりと飲みすぎな週です。
~日曜日~
唐突に月曜朝締切のコンペに手を付け始めます。
これはあるあるです。
他の人とのコライトではじっくりと取り組みたいことが多く、あまり急ぎの案件はやらないのですが、こんなことができるのは365日話をしていて、意思疎通が抜群に早いながながならではの行動とも言えます。
時間はないですが、コンセプトが大事なのでそれでも朝から14時くらいまで話してコンセプトとタイトルを決めます。
タイトル案を出し合いながらブレストすることが多いです。ちょっとした会話からタイトルがすぐ決まることもあればあんまりぴんと来ず二人でずっと悩んでいることも。
我々の中では、コンセプトとタイトルがきまれば「ほぼ出来たも同然」
そこからは役割分担。今回は私がメロディーと歌詞を作ることになりました。この時点で16時。
長沢さんに共有してから話し合いつつ微調整。ここはこの歌詞のほうがいい、メロディーはこっちではどうかなどなど…
FIXしたら、そこから怒涛のアレンジです。
長沢さんが爆速でアレンジを進めます。長沢さんは一切の連絡を遮断し集中します。この集中力にはいつも驚かされます。
その間に、ギターが必要だったので、私が弾いて渡します。何度も弾きなおし弾きなおしなので時間がかかります…
途中で長沢さん、歌も歌います。この時点で夜の22時くらい。時間との戦いです。
お腹がすいたらUber Eatsを頼みます。なんて便利な世の中なんでしょう。この日は贅沢をしてタピオカから昼ごはん夜ごはんすべてを頼みきった長沢さん。
そんな中私は平行して前から進めていた同じコンペの仮歌エディットをしていたり。実は長沢さんも別コライトもしていたため、並行してミックスチェックを行っていました。
そんなこんなで我らの曲もミックス最終チェック。
仕上がります。
やり切った満足感でなんとなくアルコールを入れ、いい曲になったね~ といいつつ寝ます。深夜24時半。
~まとめ~
いかがでしょうか。
こんな感じで進めております。
あくまでよくある1週間の雰囲気、ということで、長沢永野で毎週2曲を作ってるわけではありませんが、合間合間にそれぞれ別のコライト(同時に5~6件は常に進行)も挟みつつ、日々活動しております。
とはいえこう書き出してみると飲み会もしたり、ドラマも見たり、運動もしたり、なんかそんなに忙しそうじゃないですね。笑
ということで、2020年もこんな生活をしつつ、楽しく音楽の仕事とそれぞれの仕事に取り組んでまいりたいと思います!