Co-Writing Farm Official blog

クリエイター集団Co-Writing Farm(CWF)のオフィシャルブログ。メンバークリエイターの日々の活動などをカジュアルにお伝えします。

作詞家・Mikeyがいま、コーライトを始めたわけ

こんにちは、CWFメンバーのMikey(マイキー)です!
2020年4月よりCWFに入会しました。

元々は2005年に水樹奈々さん歌唱のTVアニメ挿入歌でデビュー以来、15年ほど岩佐麻紀(他、Mikey)名義で作詞家として活動しているのです(継続中です)が、NEWSさんの歌詞を採用していだいたた頃お世話になったプロデューサー(当時)の伊藤さんがコーライトを勧めていらっしゃるということで以前からCWFには興味を持っていました。

でも、歌詞しか書けない私に作曲講座なんてハードルが高すぎる、と思って何年も躊躇していたところ、偶然知り合ったCWFメンバーのKorivaさんに「大丈夫!」と気軽に誘われたので意を決して「山口ゼミ」の門を叩いたのが2019年の7月です(正確には同年3月に真鶴で行われたコーライティング・キャンプのワークショップにも参加しました)。

山口ゼミの講義では楽曲コンペに勝つための戦略を指導してもらえます。その後、Co-Writing Farm(CWF)に入会するためには次のステップとして「extended講座」で半年間実践を行ってスキルを磨く、あるいはアピールしなければなりません。
ここが私にとって「ハードルが高い」と思ったポイントです。

私は以前あるA&Rさんから「今から作曲家を目指すのはやめた方がいいよ。そのまま商品として発売出来るクオリティじゃなきゃ採用されないから」とアドバイスされたこともあって、作曲は趣味程度にしかしてきませんでした。
ハナウタでメロディを作る程度の私が「CDクオリティ」のデモを一人で作ることは不可能だからです。
15年間作詞コンペのデモを聞き続けてきたので、そのクオリティの高さは充分に知っていました。

ですが…ここがコーライトの素晴らしいところで「一人で曲が作れなくてもチームで良い曲を作ることが出来ればOK」なんです!
しかもCWFのメンバーのみなさんは「コーライトしたい」方ばかりなので、声を掛ければすぐにコーライトしてもらえます。
おかげでなんとか無事にCWFに入会することが出来ました♪

7月〜3月の9ヶ月の間、最初のうちは「クオリティ重視で歌詞しか書かない」ことにしていましたが、それでは成長がないので少しずつメロディも提案するように心がけました。

作詞コンペは基本的に孤独な作業でフィードバックも得られないため不安になることが多いです。
それがコーライトになると、チームのメンバーや採用担当の方々が歌詞も重要視してくれていることが分かるのでモチベーションが上がります。

今まで楽曲コンペを通過したデモ曲を聞き続けてきたので「このくらいのクオリティならコンペに通る可能性がある」ということは大体分かるので、それはコーライトにも役立っていると思います。
とはいえ、ゼミ中はよく山口さん伊藤さんに「これじゃまだ足りない」とご指導いただいてましたが…

反対に、今までは歌詞を書くために仮歌やシンセメロばかりに注目してきたので、アレンジに対しては判断が甘いという弱みにも気づきました。
これは今後の課題として克服していきます。

「extended講座」では現役で活躍されている講師のDAW講座もあるのですが、MIXの話が難しくて、講師の方に「機嫌が悪いのかと思った」と心配されてしまうほどでした(その節は本当にごめんなさい。真剣に聞いていただけです)。

コード進行も最初は「4536ってなんの呪文?」というレベルで不安いっぱいでしたが(汗)、今はファースト・デモ(メロディとコードとテンポというシンプルな構成で曲のイメージを伝えるシンプルなデモ)も打ち込みで作っています。
人間、必要に迫られればなんとかなるものだ、と実感しました。

事務所に所属してコンペに曲を提出しているけどなかなか決まらない、趣味で曲を作るけどアーティストに提供するにはどうすればいいんだろう、と思っている方は一度コーライトを試してみることをお勧めします!

私も今後は採用に向けて曲をたくさん作っていきたいので、コーライトのお誘い大歓迎です!
よろしくお願いします♪

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