Co-Writing Farm Official blog

クリエイター集団Co-Writing Farm(CWF)のオフィシャルブログ。メンバークリエイターの日々の活動などをカジュアルにお伝えします。

【レポート第3弾!】GWを彩った、CWF主催キャンプ(オンライン&リアル・ハイブリッド型)

こんばんは、Co-Writing Farm(CWF)の作曲家、ペンギンスです。
引き続き、ゴールデンウィークにCWFが主催した大型ライティングキャンプのレポートをお届けします!

[再掲:キャンプの背景]
今年(2021年)のゴールデンウィークは社会情勢を受け、CWFではオンラインとリアルのハイブリッド型とすることで、5月1日、2日の2日間にわたり、久々に大型のライティングキャンプを実現。
1日目に56名が参加し、18チームが同時にライティング。(うちリアルが6箇所で分散開催)2日目に43名が参加し、13チームが同時にライティング。(うちリアルが3箇所で分散開催)2日間あわせて61名のクリエイターが参加。
原則として全てのチームをオンラインで編成しつつ、メンバーから希望があった一部のチームについては、個人宅にチームの3名で少人数によるリアルセッションも実施。結果、オンラインとリアルのハイブリッド型ライティングキャンプという、類を見ないスタイルでの大型キャンプに。

===
Vol.3[2日目リアル]
レポート by ペンギンス(トップライナー・ディレクション

本日は荻窪にある「かふぇ&ほーるwith遊」さんへお邪魔しました。広い空間に良好な遮音環境で、ディスタンス保ちながらリアルセッションできる絶好の環境です。ありがたい限りです。こうした小規模音楽ホールの今後の活用として、クリエイターのセッションというのは非常に良い方向性なのではないかと思いました。

f:id:cowritingfarm:20210513101446j:image

今日のメンバーはCWF田辺望さん、シンガーソングライター「ねこから」さん、そして私ペンギンスの3名。ねこからさんは仮歌(レーベル向けにコンペ等で提出するdemo音源で歌を歌ってくれる人)の仕事で以前からとても頻繁にお付き合いがあるのですが、なんと対面するのは今日がはじめて。「いつもお世話になってます」「初対面の気がしないですねw」と会話ののち、セッションスタート。

f:id:cowritingfarm:20210513101515j:image
田辺さんがトラックメーカーとしてスピーカーの前に座り機材を配置。ねこからさんがアコギ、私がキーボードと共に、楽器を弾きながら方向性を探っていきます。田辺さんはセッション慣れしているので、どんどんピアノリフやビートが組み立てられていくので、それに自然と残りの二人で乗っかりながら、方向性を徐々に固めていきます。三人で議論しながら、昼前には全体の構成とメロディーがFIXしたので、ここでお昼やすみ。
f:id:cowritingfarm:20210513101536j:image
with遊さんのカフェでお昼を頂きます。秋田県名物「きりたんぽ」などユニークなメニューも!僕はパスタをいただきました笑。
f:id:cowritingfarm:20210513101600j:image
とってもさわやかな連休の晴れ間に、心も躍ります。

こういう時は雑談も大事。三人が共通してミスチルファンであることがわかり、だいぶマニアックに「どのアルバムのどの曲がいい」といった話で盛り上がります。セッションの時は音楽に対する感性は一人一人異なるため、共通理解の軸となるものがあったほうが会話のズレもないので、世代トークやアーティストトークっていうのはとても助けになります。

午後は歌詞をねこからさんと僕が詰めながら、ひたすら田辺さんがアレンジを進めます。歌詞はGoogle Documentに二人でアクセスしながら書いていきます。こうするとセッション時、共通の原稿を前にして共同作業できるので、セッション時にはリアルであってもクラウドアプリは欠かせません。
f:id:cowritingfarm:20210513101632j:image
f:id:cowritingfarm:20210513101636j:image
夕方からは歌入れ。ねこからさん、歌のプロとして流石の一言。あっという間にテイクを重ねて完成していきます。

18時前に、ミックスまで終わり無事提出。非常にキャッチーながらも押し付けがましさのない楽曲にできたのは、アレンジ、シンガー、トップラインの意思疎通の風通しが良かったからかな、と思いました。

またぜひこの3人で作りたいです!