【レポート第2弾!】GWを彩った、CWF主催キャンプ(オンライン&リアル・ハイブリッド型)
こんばんは、Co-Writing Farm(CWF)の作曲家、ペンギンスです。
昨日に引き続き、ゴールデンウィークにCWFが主催した大型ライティングキャンプのレポートをお届けします!
[再掲:キャンプの背景]
今年(2021年)のゴールデンウィークは社会情勢を受け、CWFではオンラインとリアルのハイブリッド型とすることで、5月1日、2日の2日間にわたり、久々に大型のライティングキャンプを実現。
1日目に56名が参加し、18チームが同時にライティング。(うちリアルが6箇所で分散開催)2日目に43名が参加し、13チームが同時にライティング。(うちリアルが3箇所で分散開催)2日間あわせて61名のクリエイターが参加。
原則として全てのチームをオンラインで編成しつつ、メンバーから希望があった一部のチームについては、個人宅にチームの3名で少人数によるリアルセッションも実施。結果、オンラインとリアルのハイブリッド型ライティングキャンプという、類を見ないスタイルでの大型キャンプに。
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Vol.2[2日目オンライン]
レポート by 室屋優美(トップライナー・ディレクション)
Team:Mai Otsuka / U-KIRIN / 室屋優美
コライトするのはお互いに初めてのメンバーでした。私はお二人の制作された素晴らしい楽曲を何度も耳にしていて、今回ご一緒できることが本当に嬉しかったです。Spotifyプレイリストでお気に入りの曲をお互いになんとなくシェアして当日を迎えました!
「お二人の好みだとこんな感じですか?」とU-KIRINさんがトラックのスケッチを組んでくださり、Maiさんと私でトップラインを考えました。Maiさんの口ずさむメロディーがとても良くて、シンガーさんが歌いやすいメロディについてすごく勉強になりました。これまでシンガーでない私が作るメロディーは、ハイトーンで声を張り上げて歌ってもらうことでサビ感を出したりメリハリを出すような作り方でしたが、今回は、「サビも張り上げない感じがいいな」というMaiさんのセンスで、張り上げない、レンジ広げない、でもサビキタ感がある最高のメロディができました!そんな私達を横目で見ながら、トラックを素敵に肉付けしてくださりつつ「いいと思います!」「こんなの付け足したらどうですか?」などと要所要所で的確なコメントをくださるU-KIRINさん。
そんなこんなで、午前中にメロディができ、お昼休憩をはさんだ後はMaiさんのボーカルRecです。「英詞でやりたい!」と言ってくださったMaiさんが、なんとボーカルRecと同時進行で作詞もしてくださいました。時間に追われて殺伐としがちな(!?)この時間帯でも、Maiさんは本当に終始ニコニコご機嫌で、「今のいいですね!」とコメントをうつと、カメラ越しに「いぇーい!」とポーズをしてニコッとしてくれて、すごく和やかに進みました。画面越しのU-KIRINさんの真剣な表情を見守りながら「できました!書き出します!」とのことで聞かせていただいた音源が、開いた口が塞がらないというか、素晴らしすぎて、こんな素晴らしい曲に関われたことが幸せすぎました。みんなで「サラサラな髪のシャンプーのCMで使われそうな曲ができたね!」と言っています。ぜひ世に出ていただきたいです。
お二人のセンスとスキルに脱帽、私ももっと頑張りたいと思いました。本当に素晴らしい機会を与えてくださった今回の2021Springオンラインキャンプに感謝です。ありがとうございました!!
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このチームも本当に一人一人の「個のチカラ」が集約されて、コーライティングのケミストリーによって素晴らしい楽曲に仕上がっていったのだろうな、と読みながら想像できますね♪(楽しそうな写真・・・笑)
引き続きレポートしていきます!
【レポート第1弾!】GWを彩った、CWF主催キャンプ(オンライン&リアル・ハイブリッド型)
こんばんは、Co-Writing Farm(CWF)の作曲家、ペンギンスです。
今年(2021年)のゴールデンウィークはどのようなアクティビティが可能なのかギリギリまで判断が難しい社会情勢となりましたが、CWFではオンラインとリアルのハイブリッド型とすることで、5月1日、2日の2日間にわたり、久々に大型のライティングキャンプを実現することができました。
1日目に56名が参加し、18チームが同時にライティング。(うちリアルが6箇所で分散開催)
2日目に43名が参加し、13チームが同時にライティング。(うちリアルが3箇所で分散開催)
2日間あわせて61名のクリエイターにご参加いただきました。
原則として全てのチームをオンラインで編成しつつ、メンバーから希望があった一部のチームについては、個人宅にチームの3名で少人数によるリアルセッションも可としました。結果、オンラインとリアルのハイブリッド型ライティングキャンプという、類を見ないスタイルでの大型キャンプを無事、実現することができたと思います。
本日から何回かにわたり、参加したメンバーの声をレポートしていきたいと思います!
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Vol.1[1日目オンライン]
レポートby Mikey(作詞家・トップライナー)
作詞家&トップライナーのMikeyです。
コーライティングキャンプ1日目にオンラインで参加しました。
昨年夏のオンラインコーライティングキャンプに参加したので、今回二回目の参加です。
CWFに入ってちょうど一年が経ち、作詞家&トップライナーと名乗っていますが…
普段のコーライトでは作詞を担当することが多いです。というかほとんどが作詞で呼ばれています(汗)
これじゃ成長出来ないと思い、無謀ながら今回のキャンプではトップライナーとしてコーライトインさせていただきました。
オンラインとはいえ、8時間のリアルタイムセッションという緊張感の中で、本当にトップラインを作ることが出来るのか不安はありました。
でも、何度もコーライトしているトラックメイカーのバショーさんと、初めましてながら何度か仮歌をお願いしている素敵シンガー兼作詞家の山本メーコさんが一緒ならきっと大丈夫という謎の安心感も同時に感じていました。
実際にコーライトが始まってみると、思いのほか順調で怖いくらいにサクサクと素敵な歌が出来上がってビックリ!
ホッとしました(笑)
自分が歌詞を書かないパターンも新鮮でした♪
今回は参加者が非常に多く、運営の皆さんも大変だったかと思いますが、貴重な機会をいただきましてありがとうございました!
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同じチームだったお二人からもコメントをいただいてます♪
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【ゲストシンガー 山本メーコさん】
はじめましてのお二人とご一緒させて頂き、フレッシュな緊張感!
お二人の和やかな雰囲気のおかげで気軽にセッションさせて頂きました。主に歌詞と歌で参加しました。
Mikeyさんがいらっしゃったので多少無茶しても軌道修正していただけるだろうという信頼と安心の中で楽しませていただきました。
いい曲になって良かった〜♪
ご一緒させていただいたお二人と運営のみなさま、ありがとうございましたー!!
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【CWFトラックメイカー バショーさん】
トラックメーカーとして参加させて頂きました。
初のオンラインでのライティングキャンプでしたが、コミュニケーションもスムーズで、良い雰囲気の中で作品が作れて楽しかったです!
限られた時間の中で、ディスカッションしながらメロディや歌詞が出来上がっていく様はやはり刺激的ですね。
オンラインではありましたが、刺激ももらい、自分の課題も見えた有意義な時間でした!
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いかがだったでしょうか。
オンラインとはいえ刺激を受け、成長し、新しい発見に満ちた1日だったことが伺えますね!
引き続きレポートしていきたいと思います!
ソニーミュージック本社での「コーライティング」から生まれた、櫻坂46「microscope」
こんばんは、Co-Writing Farmの作曲家、ペンギンスです。
今週水曜日(4月14日)にリリースされた櫻坂46 2ndシングル「BAN」に、TYPE-Cカップリング「microscope」を共作曲・共編曲にて楽曲提供させていただきました。中村泰輔さん、Mine-Changさんとのコーライティング楽曲です。
この楽曲は、ソニーミュージック本社で開催された、作曲家達を集めてのいわゆる「コーライティングセッション」から生まれた楽曲です。
彼女達のために、どのような曲がふさわしいのか?どんな楽曲を提案すればいいのか?ということをディスカッションしながら、実際にその場で楽器を鳴らし、メロディーやアレンジを探っていき、またそれについてコミュニケーションしながら精度を高めていく・・・そのようなプロセスを経て、今回この「microscope」が世に出ることとなりました。
僕にとっても3人のチームで作り上げた楽曲は僕らにとっての素晴らしい宝物です。アイドルグループが楽曲によって輝くとき、それを生み出したクリエイターもまた嬉しい気持ちでいっぱいです。
今回のようにレーベルさん等の制作チームがオーガナイズしてクリエイターのコーライティングセッションが開催され、そこから楽曲がリリースされるようなことが、今後も是非続いていって、コーライティングカルチャーが定着・発展していってくれたらいいなと願っています。
サブスクでも聴けますので是非!聴いてみてください!
「ガル学。〜聖ガールズスクエア学院〜」ベスト盤にCWF作家多数提供!
こんにちは、Co-Writing Farm(CWF)の作曲家、ペンギンスです。
昨年の春から1年間続いた、テレ東「おはスタ」内の連続アニメシリーズ「ガル学。〜聖ガールズスクエア学院〜」のOP/ED曲を集めたアルバムが遂にリリースされました!
TVアニメ『ガル学。〜聖ガールズスクエア学院〜』コンプリート・ベスト (初回生産限定盤) (DVD付) (特典なし)
- アーティスト:ヴァリアス・アーティスツ
- 発売日: 2021/03/24
- メディア: CD
今回のアルバムには私、ペンギンスをはじめ、CWFから合計6名の作家が関わった3曲が収録されています。リリースにあたり作家のみなさんからコメントをいただいているので、ご紹介します!
良曲揃いの名アルバムに参加できてとても光栄です。みんなcheck it!
「Shine!」
(作詞・作曲:ペンギンス/hanawaya、編曲:hanawaya)
・キラキラ感と疾走感がある、本当にタイトルの通り「輝け!」という感じの1曲に仕上げることができました。やっぱエレキギターがガンガン入ってるとテンション上がりますね笑(ペンギンス)
・今にも走り出したくなようなキラキラしたギターポップにダブステップやダンス要素が混ざったミクスチャーです。(hanawaya)
「ねっ!」
(作詞・作曲:ペンギンス/長沢知亜紀/永野小織、編曲:ペンギンス)
・アレンジがとても気に入ってます。自分の好きなリズムやビートが、うまく楽曲の世界観に貢献できている感じがして、完成したときすごく嬉しかったのを鮮明に覚えてます。ボーカルも、いいよね!(ペンギンス)
・「ねっ!」は、スイングが夏らしいかわいい曲です!ぜひ聞いてください!(長沢知亜紀)
・「ねっ!」のタイトルが出てくるまでとても苦労しましたが、可愛くてキャッチ―でとてもお気にいりです!
ギターも頑張ってアレンジ&弾かせていただきました。ぜひみなさん聞いてください☆(永野小織)
「ワキ アイ×2」
(作詞・作曲:ペンギンス/室屋優美/田辺望、編曲:田辺望)
・響きのいい四字熟語をア行からひたすらに書き出していくところから始まったコライトでした!一番最後に出た「和気藹々(ワキ アイ×2)で、全員「これだ!」と確信をもち、一気に仕上がった曲です。「ワキ アイ×2♪」が耳に残るキャッチーな曲になっていると思いますので、ぜひ楽しくお聴きいただけたら嬉しいです!(室屋優美)
・west2の『ワキ アイ×2』の作詞作曲を、そして編曲をしました田辺です。じつは以前まであまりダンストラックを作っていなかったのですが、この楽曲をきっかけに、自分の作家としての領域を新たに広げることができました。コライトして頂いたペンギンスさんと室屋さんに感謝です。ド・キャッチーなメロと歌詞、そしてトラックをどうぞよろしくお願い致します!(田辺望)
LINE MUSICチャート「99」「CITRUS」好調です!
こんにちは、Co-Writing Farm(CWF)の作曲家、ペンギンスです。
私が手がけた曲ではないのですが、CWFの仲間がコーライトで作り上げた楽曲が、LINE MUSICチャートの上位に2曲並んでランクインしていたので、ご報告です。
現在LINE MUSICチャート(リアルタイム部門)の4位にFAKY「99」が、5位にDa-iCE「CITRUS」がチャートイン。
FAKY「99」
by gratia, Lil' Fang, Ryo Ito, Sorato
Da-iCE「CITRUS」
by Kaz Kuwamura, 中山 翔吾, 工藤 大輝, 花村 想太
Da-iCE /「CITRUS」(日本テレビ系日曜ドラマ「極主夫道」主題歌) Music Video
どちらもドラマ主題歌でありつつ、アーティストとの連名クレジットによるクリエイティブな作品が各種サブスクリプションサービスで人気です。
是非チェックしてみてください。
開催します!「コーライティング・ワークショップ for インディーアーティスト 2021」
こんばんは、CWFのペンギンスです。
来月2月6日/27日の全2回セットで、一般参加が可能なオンラインセッションのワークショップを開催いたします。
昨年秋に開催されて非常にうまくいった企画の、第2弾です。完全オンラインなので、前回は遠方の方や海外からの参加もありました。
以下、詳細です。
日時:2021年2月6日(土) 12:00-13:30(前編)
2021年2月27日(土) 12:00-12:30(後編)
全2回構成で、ワークショップ形式での開催となります。
★会場
オンライン(ZOOM)
★参加費
一般:5,000円(定員あり・事前申し込み登録制)
申込期限:2/5 12:00 (24時間前)
※みなさんの得意分野などを事前にお伺いし、チーム編成に役立てますので、早めのお申し込みを推奨いたします。
【申し込みは、上記Peatixサイトへのリンクをクリックしてください!】
初回のミーティング(2月6日)でコーライティングについての簡単な説明と、顔合わせがあり、各チームにわかれて(ZOOMのブレイクアウトルーム機能を使用)、さっそく曲の方向性についてディスカッション。その後、実際の曲づくりのやりとりはメッセンジャーなどで完全オンラインで進めていただけます。2回目のミーティング(2月27日)は視聴会となります。ここで各チームが作った曲をオンラインで視聴します。
「for インディーアーティスト」と銘打っている通り、今回は普段シンガーソングライターやバンドなどで活躍されている方に特に来ていただきたいなぁと思っています。近年のJ-POPはアイドルなどであっても、何かしら楽曲にクセや個性、突き抜けた要素が求められることが増えてきました。歌を歌ったり楽器を弾いたり、トラックメイクしたり、という普段からのアーティスティックな営みは、必ず商業音楽、J-POPの世界でもコーライティングメンバーとして良い貢献につながるものと感じています。
(もちろん、そういったバックグラウンドがない方でも大歓迎です!)
みなさまの参加をぜひぜひ、お待ちしてます!
「作詞家がコーライト作曲家を目指してみた結果…」
こんにちは、作詞家のMikeyです。
2020年の4月からCo-Writing Farmに入会して、作詞家でありながら作曲家としても活動を開始しました。
作詞家なのになぜ作曲家を目指したのかというと、4月の入会時に書いたblogでも少し触れたかと思うのですが(たぶん)、今までは別の作業として認識されていた作詞と作曲が、今や作曲家の仕事の一部となりつつあり、つまり作詞家が活躍する機会が減ってきているためです。
それなら、作曲家さんと共闘することがお互いの強みを発揮出来て採用に繋がる近道だと思ったので、山口ゼミの門戸を叩きました。
2020年は作詞家と組むと結果が出るということを早く証明したくて、たくさんの方々とコーライトさせていただきました。
結果、自身の作詞コンペや個人の方からのご依頼も含めて126曲制作することが出来、その中から11曲が世に発表されました。キープや制作中のものを合わせると20曲になります。
そしてそしてそして…
一曲ですが、Co-Writing Farmのメンバーで作った曲が採用され、年内にリリースされました!!
その曲はCROWN POP「Are You Ready To Shine?」(NEWシングル「To Do」の通常盤カップリング)です!
今回採用された曲は、秋ごろに「もうそろそろ採用されないと2020年が終わっちゃう」と焦りが滲み始めた頃に制作したものです。
作詞だけじゃなくディレクションも出来るようになりたいと思い立って、メンバーのaluraさんとB swampさんに練習台になってもらいました。
チームによって制作の方法は様々なんですが、このチームはよく「じゃあZoom(リモート会議)しますか」という流れになって、連日のように何時間も話し合いながら曲作りをしたり、私の不慣れなディレクションに根気よく付き合っていただいたりで、完成した当初から感慨深い曲でした。
何しろディレクションという作業に慣れていないので「この辺をカッコよくしたい」というような漠然とした指示しか出来なかったのですが、よくこれだけ提案力のある曲に仕上がったと思います!
(ディレクションを担当したと言っても、当然ですが3人の意見を元に出来上がった曲です)
採用が決まってからも、作詞家としては経験したことがない作業の連続で、再度リモート会議が続き…
コンペの中ではリリースまでの期間がかなり短いものなのですが、めちゃくちゃ長く感じた数ヶ月を経てやっと2020年12月22日に発売されました!!
私にとって感慨深いだけじゃなく、曲もすごく良いのでとにかく一度聞いていただきたいです。
2021年もたくさんの方々とコーライトしてたくさんの曲をリリースしていきますので、よろしくお願いいたします♪