シンセの触り方は理解したが、かっこいい音が作れない時するべき事
CWFのアレンジャー竹島です。
今日はシンセの触り方は理解したが、かっこいい音が作れない時にするべきTipsをご紹介します。
結論
- 自分がかっこいいなと思えるサンプルパック、プリセットパックの動画を探してきます。その動画を見ながらサウンドが、どんな音が重なって構成されているのかを研究しましょう。
何をいじったらいいのかわからない
- ダンスミュージックにおいてシンセのレイヤー避けて通れない悩みですよね。僕も以前は自分が好きな楽曲を1からシンセをいじり、サウンドを真似て作っていました。確かにそれはそれでシンセの基本構造、パラメータ、基本的なウェーブの音がどんな音なのかなど、調べながら基礎的な部分を学ぶことに関してはとても意味がありました。
しかし、ある程度シンセの触り方が分かってくると、自分が作った音をよりカッコ良くするためには何が足りないのかわからず、露頭に迷い始めます。
市販のプリセットを使う際、惜しいんだけどカッコよくない、みたいな時に何を追加したらいいのかなども頭を抱えてしまいますよね。
今回ご紹介する勉強方法はそういった基本的なサウンドメイキングができるけれどもあか抜けない。でも何をいじったらいいのかわからない。そういった方にとても効果があるTipsです。
- 詳細
- 自分好みのプリセットパックを探してくる。
世の中には様々なプリセットパックが販売されています。その中にはかっいいモノからかっこ悪いものまで沢山あります。
なので自分がこれならカッコいいと思えるものを探してください。(↑ここ重要)
僕は最近Futurebounceに興味があるので下記のサンプルパックを見つけてきました。
Future Bounce 3 [Future Bounce Synth, Vocal, Bass Loops & Presets]
Shocking Future Bounce For Serum 2
2つ目の動画を見ていただければわかるのですがこちらのサンプルパックはデモ曲で使われているプリセットの名前が映像に記載されています。こーゆーのがベスト!
またこのサンプルパックにはMIDIデータも同梱されており打ち込み方の勉強も同時にできるようになっています。 - 映像を見ながらDAWにMIDIをならべ、一つ一つプリセットの音色がどのように作られ、レイヤーされているか。コードパートにはどんな音色が使われているのか。自分がカッコ良いと感じたパートの何が要因だったのかを突き詰めましょう。
個人的には1つ目の動画の方がサウンドはかっこいいと思うのですが、使っているプリセットの名前が出てきていないので、まずは2つ目の動画を見ながら勉強。テスト感覚で1つ目の動画の耳コピを行っていこうかなと思っています。 - 好きなアーティストや既存曲をコピーするのと何が違うかというと、
正解を確認できるか否かにあります。
かっこいいと思ったプリセットパックを分析すればちゃんと答えが見つかり、次回の曲に活かすことができます。
一方既存曲のコピーではサウンドメイキングに関しては答えが確認できないため、時間を浪費してしまうことも多々あるからです。
(もちろん楽曲構成、符割、メロディラインなどその他の面においての学びは得れます) - まだ冒頭の1曲目しか分析してませんが、SerumオシレーターのA Croats Pitchにエンベロープをかけてあげると、今っぽい金属音のようなリードのピッチの揺れになると言うことが早速わかりました!
この様な細かいテクニックは流石にGoogleで英語で検索したとしてもピンポイントな内容はヒットしません。
まとめ 自分で研究する方が早い