Co-Writing Farm Official blog

クリエイター集団Co-Writing Farm(CWF)のオフィシャルブログ。メンバークリエイターの日々の活動などをカジュアルにお伝えします。

22/7(ナナニジ)「11という名の永遠の素数」〜作家コメント第4弾「キャラクターソングベスト編」〜

こんばんは、作曲家のペンギンスです。

長らく紹介してきた作家コメントも今日で最終回です。引き続き22/7「11という永遠の素数に収録されているCo-Writing Farmの楽曲について、作家のコメントをご紹介していきたいと思います。

今日は22/7の物語を、随所で彩ってきたストーリーの引き立て役「キャラクターソング」編です!
いってみましょー!

・生きることに楽になりたい

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まめさんのトラックからスタートした曲です。イントロが出来上がったときに、風が吹いた気がしました。(ペンギンス)

ロックなトラックに感情の熱量が徐々に爆発する感じのメロディーを目指しました。随所にエモさが溢れていると思います。ぜひ聞いてください!(Kaz Kuwamura)

切ないメロディとロックなサウンドで疾走感を出しつつ、心の中の叫びを爆発させられる楽曲に仕上がっているとおもいます。(まめ)

 

・神様に指を差された僕たち

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ペンギンスさんのイントロから切ないけど勇気をもらえるようなメロディー、そしてカトウさんのポップでわくわくするアレンジにとても前向きになれる曲だなと思いながら仮歌を歌わせていただきました。誰かの背中にそっと手を添られるような曲になっていたら嬉しいです。(金田有紀子)

ペンギンス&金田有紀子のポップセンスあふれるメロディに、Tropical Houseを意識したトラックをのせました。未来への不安と希望が入り混じる、爽やかだけどちょっと切ない雰囲気を楽しんでいただけるとうれしいです。
(カトウリョータ

物語の大事な場面で使っていただけてとても嬉しいです。アンセム的なメロディーなので、自分で聴き返していても胸が熱くなります。物語と一緒に皆さんの心にいつまでも響き続けることを祈っています。(ペンギンス)

 

いかがでしたでしょうか?ちょっと2曲とも私がチームにいるので手前味噌ではありますが・・・w キャラクターソングは物語との関連性の強さ、そして「声優さんがキャラクターを演じるCVの状態で歌う」という特有の状況から、ストーリーにピタリとハマった、まさに「劇中歌」としての役割を果たすことになります。なので物語との相乗効果が生まれると、非常に忘れられない1曲、思い出の1曲になることができる場であるとおもいます。

これからもナナニジのますますの発展をお祈りしつつ!
「11という名の永遠の素数」Co-Writing Farm作家コメント特集でした!
ばいばーい!

22/7(ナナニジ)「11という名の永遠の素数」〜作家コメント第3弾「ユニットソングベスト編」〜

こんばんは、作曲家のペンギンスです。

今日は昨日に引き続き22/7「11という永遠の素数に収録されているCo-Writing Farmの楽曲について、作家のコメントをご紹介していきたいと思います。

今日はユニークな曲調がたくさんある「ユニットソング」編です!
いってみましょー!

・好きになるのは自由だし…

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軽快で可愛らしい楽曲です!アコギやシンセやグロッケンなどでキラキラ感を演出させました。後半のセリフパートにもご注目ください。(田辺望)

可愛くてスイングな楽曲です。恋する女の子の気持ちを軽快なメロディとサウンドで表現してます!(長沢知亜紀)

 

・ソフトクリーム落としちゃった

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クリシェ」と呼ばれるとても魅力的なコード進行があります。この曲は大好きな「クリシェ」と、跳ねた16ビートを掛け合わせ、恋のトキメキやワクワク感を表現したいと思い作った曲です。

ところで僕はアカペラ愛好家です。イントロやアウトロの「フーワ」コーラスは、当初は伝統的なコーラスワークらしいフレーズをイメージして入れたものでした。5人くらいで輪になって楽器なしで歌う、「Fu Wa Fu Wa(指パッチン)」的な感じです。

これが気の抜けたサイダーのお三方にかかると、まさに「フワフワ」したとてもかわいらしいフレーズになって感激しました。なんて素敵な解釈をしてくださったのだろうと。この曲の気の抜けたサイダーのライブパフォーマンスが大好きです。本当に心が浄化されます。「風は吹いてるか?」とあわせて、こちらも末長く聴いて頂けると幸いです。(細井涼介)

 

・To Goでよろしく!

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とても明るくライブ映えしそうな楽曲になりました!ペンギンスさんの“超絶キャッチーさ”にも引っ張られて楽しく制作することができました!ヘイ!などの掛け声もあるのでみんなでやれば楽しさ倍増だと思います!To goでよろしく!(ヘイ!)
(水流雄一朗)

すごく楽しい曲で作っているときもテンションあがりまくりでした。今度なにか注文したらお持ち帰りしてみようと思いますw。To goでよろしく!(ヘイ!)(ペンギンス)

 

・キウイの主張(白組)

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突然サビ頭が出てきて、その勢いで全体構成を考えたことを今でも覚えています。
秋元さんにどんな歌詞を書いて頂けるのか楽しみだったのですが、「キウイ」をテーマにした歌詞は、全然想像できませんでした(笑)素晴らしいですね。。
可愛いが詰まった1曲です!(田辺望)

とにかく"可愛い"を詰め込んだ楽曲です!
ラップとメロディーのバランスや全体の構成についてなど、1曲通して楽しんでもらう為のアイデアを色々と入れています。歌詞と歌声も相まってキュンとするポイントがどんどん現れるので、聴く度に魅力を見付けてもらえると思います!(amane)

 

いかがでしたでしょうか。ユニットソングはそれぞれのユニットメンバーの個性、声の特徴を活かす、唯一無二感ハンパない曲が多いですよね。コンサートのステージも楽しみです!

次回は最終回「キャラクターソングベスト」編です!

22/7(ナナニジ)「11という名の永遠の素数」〜作家コメント第2弾「カップリングベスト編」〜

こんばんは、作曲家のペンギンスです。

今日は昨日に引き続き22/7「11という名の永遠の素数」に収録されているCo-Writing Farmの楽曲について、作家のコメントをご紹介していきたいと思います。

早速ですが・・・
いってみましょー!

・僕らの環境

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ピアノ早弾きとEDMのマッシュアップ楽曲です!みんなで踊れるイメージで作りました。(長沢知亜紀)
インパクトの強いイントロとメロディーを最大限生かせるようにと思いアレンジしました。疾走感とキメキメ感は長沢/永野の得意分野でもあり、存分に個性が発揮できたと思います笑(永野小織)

 

・Rain of Lies

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5種類のピアノの音を使ったり、サビでガラッと情景を変えてみたり、わざと小節数を不揃いにしたりと色々な試みをした曲です。が、この曲の醍醐味は何といってもキャッチーな振り付けでしょうか笑 お陰様でライブでも良く披露されているようで、感謝の極みです!!ひだり、みーぎ、ユニコーン♪(大凪樹)

 

・君はMoon

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ナナニジにとっての欅坂46「二人セゾン」のような存在になればいいなと想いながら作りました。メンバーの可愛い歌声と壮大な世界観が日々のマイナス感情を洗い流してくれる大好きな曲です。(安楽謙一・TomoLow)

 

いかがでしたでしょうか。カップリング曲って、作曲家にとっては個性を感じてもらえたり、思い切ったコンセプトで楽しんでもらえたりする貴重な場でもあります。ぜひこれからも、ファンのみなさんにはカップリング曲も毎回、楽しみに聴いてもらって、お気に入りを見つけてもらえたら、と思います!

本日発売!22/7(ナナニジ)「11という名の永遠の素数」〜CWFより13曲を提供しています!〜

こんにちは、Co-Writing Farmの作曲家、ペンギンスです。
本日ソニーミュージックより発売された22/7(ナナニジ)待望の1stアルバム「11という名の永遠の素数」が発売されました! 

このアルバムには私たちCo-Writing Farmから13曲もの楽曲を提供させていただきました。多彩な曲調、多彩なメンバーによる歌唱。ぜひパッケージや配信で楽しんで頂ければと思います。

さて、それでは今日から何日か連続して、「11という名の永遠の素数」収録のCWF楽曲を、作家コメントと共にご紹介していきたいと思います!

初日の今日は、シングル表題曲が収録されている「DISC1」特集です。
それでは、スタート!!!

・OVERTURE

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管弦楽器を使った壮大な曲というイメージを先に描き、そこにナナニジのライブで感じた空気感を自分なりにブレンドして出来上がった曲です。オープニングを飾る大事な曲なのでプレッシャーもありましたが、とにかくカッコよく彼女たちをステージに送り出そう!という想いで一気に書き上げました。ライブを現場で見ていなかったら恐らく書けなかったであろう曲なので、そういった意味では彼女たちが書かせてくれた曲かもしれません。(大凪樹)

 

・シャンプーの匂いがした

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3連符のリズムを使い、クラシカルな雰囲気の曲を作れないかと考え作った曲です。ピアノに寄り添ったAメロBメロの細かいメロディーから、サビで一気に大きなメロディーになるので、なかなか勇気がいりましたが、シンプルかつ印象的な雰囲気にできたのではとおもいます(永野小織)

3拍子と4拍子が入り混じる不思議な感覚になる楽曲です!ピアノとストリングスで奏でる優しさと壮大さの両方が魅力です!(長沢知亜紀)

 

・風は吹いてるか?

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切迫感とメッセージ性のあるプロテストソング×現代的な4つ打ちDiscoビートを起点に楽曲を書きました。プロテストソングをテーマに書いた曲だったので、曲のタイトルが「風は吹いてるか?」になったことを知った時にとても驚きました。タイトルを見ただけで、まるで「君の意図は分かってるよ」って秋元康さんに言われているようでした。クリエイターとしての凄さを思い知った瞬間でした。ナナニジの皆様にとって、とても大事なタイミングで楽曲提供させて頂いたことを光栄に思います。末長く聴いて頂けると幸いです。(細井涼介)

 

・ヒヤシンス

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サビでメロディを歌わない曲を作りたくなって、テレビ番組「学校へ行こう」で生徒が屋上から全校生徒に向かって叫んでいるコーナーを音楽に置き換えて女性アイドルソングとして形に出来たらきっとエモくてかわいくて最高!観たい!と妄想しながら楽しんで作りました。(佐々木淳一

 

いかがでしたでしょうか?1曲、1曲に、作曲者の思い、思わぬ創作のきっかけがあることを、ファンの皆様にも知っていただければ幸いです。きっとどの曲も、より一層魅力的に楽しんでいただけるのではないかと思います。

明日以降も更新していきますので、お楽しみに!

DTM・作曲初心者の方必見!6/12開催「作曲したい人のための、今からでも間に合うDTM超入門」

こんにちは、CWFの作曲家、ペンギンスです。6月になりましたが皆さんお元気ですか?

さて、今月(6月)の12日に「作曲したい人のための、今からでも間に合うDTM超入門」と題して無料のオンライン講座を開催します!

tcpl.jp

こちらです。告知文の中で

年間100曲以上のコンペ参加を5年以上続ける続ける作曲家ペンギンスは、ほとんどの作品をコーライティングで制作しています。豊富なコーライティングの経験から様々な作家のDTM環境を知っています。

と書いて頂いて「いやん照れる・・・///」って感じなんですが、確かに年間100曲以上をコーライティングで完成させる日々をもう6年は続けていますので、確かにセッションで様々なクリエイターの作業環境に触れてきました。本職の職業アレンジャー、ましてやエンジニアの方などには敵いませんが、逆にソングライターとして「これだけあればミニマム大丈夫」「これがプロレベルとして必要」という肌感覚はよく持っているつもりです。プロフェッショナルを目指すエントリークリエイターの方に、お伝えできることはあると思います。

 

日時:2021年6月12日(土)14:00〜15:30
費用:無料
方法:オンライン(ZOOM)
申込締切:2021年6月11日(金)17:00

 

となっております。申込は上記東京コンテンツプロデューサーズ・ラボのHPか、下記のPeatixイベントからの申込、どちらかでOKです!

inttro-dtm.peatix.com

 

シンガーソングライターだけどDAW宅録はじめてみたい。

俺、音楽でのし上がってやる。

映像クリエイターなんだけど音楽もこだわりたいから自分で作る!

YouTuberなんだけど音楽もコンテンツとして取り入れたい!

コロナで在宅勤務してたら音楽つくりたくなってきた。

 

などなど、理由はなんでもウェルカムです。

おまちしてます!

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【レポート最終回!】GWを彩った、CWF主催キャンプ(オンライン&リアル・ハイブリッド型)

こんばんは、Co-Writing Farm(CWF)の作曲家、ペンギンスです。
引き続き、ゴールデンウィークにCWFが主催した大型ライティングキャンプのレポートをお届けします!
今回で最終回です!

[再掲:キャンプの背景]
今年(2021年)のゴールデンウィークは社会情勢を受け、CWFではオンラインとリアルのハイブリッド型とすることで、5月1日、2日の2日間にわたり、久々に大型のライティングキャンプを実現。
1日目に56名が参加し、18チームが同時にライティング。(うちリアルが6箇所で分散開催)2日目に43名が参加し、13チームが同時にライティング。(うちリアルが3箇所で分散開催)2日間あわせて61名のクリエイターが参加。
原則として全てのチームをオンラインで編成しつつ、メンバーから希望があった一部のチームについては、個人宅にチームの3名で少人数によるリアルセッションも実施。結果、オンラインとリアルのハイブリッド型ライティングキャンプという、類を見ないスタイルでの大型キャンプに。

===
Vol.4[1日目リアル]
レポート by 長沢知亜紀(シンガー・トップライナー・ディレクション

こんにちわ!
CWFの長沢です。

5月1日、2日に行われたCWF SPRING CAMPの初日1チームのライティングの様子をお伝えします。

私のチームは、
前迫潤哉さん(Singer,Producer)
TomoLow(TrackMaker,Producer)
長沢知亜紀(Singer,Pianist,Lyrisist)
のメンバーでした!
10時、TomoLow宅に車で3人で向かいます。
途中で飲み物やお菓子を買いつつ、到着。
自己紹介をしながら、早速今回の楽曲の方向性を話します。
前迫さんのスーパーボイスを活かせる男性曲で、ジャンル感がしっかり伝わる曲をリファレンスにすることを決定!ここまでわずか5分くらいw
早いw
早速TomoLowがリズムを組み立て始めつつ、隣で私はピアノを弾きます。

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ちょっとjazzyで大人ぽい雰囲気です。
大人の恋の予感(^^)

ピアノを弾いてる間に、前迫さんはタイトルが思い浮かんでしまいます。
言葉にできない恋心。。。
そのイメージからどんどん歌詞の世界も広がります。(ここまで1時間くらい)

メロディは、前迫さんを中心にみんなで歌いながら決めていきます。
ラフアイデアを"トモロートモロー"の仮歌詞で歌います。こんなにうますぎるトモローを聞いたことあるでしょうか。
トモローは各セクションを流しながらトラックを詰めていきます(オケを止めないで流しながら足していく作業は本当神業ですw)

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そのトラックを聴きながら、メロを出し合います。
午前中のうちに1コーラスのアイデアができあがりました!
(私が参加してきたセッションの中でも史上最速、2時間でもう曲は完成してました笑。どゆことだ)

お昼を食べにジョナサンへ。
ここでは引越しトークや音楽トークに花を咲かせ、余裕で1時間くらい話しています。恐ろしい。

戻りまして午後のセッション!
フルコーラスのトラックをトモローがさくさく作ってくれましたので、そこにみんなでアイデアを載せつつ、歌詞作り。
 
ようやく長沢の出番ですw
1時間弱くらい集中タイムをもうけ、7.8割くらいのフルコーラス歌詞を出します(このスピードで書いたのも初。ある意味、私もふたりのすごさに圧倒されスキルがアップしていきますw)

最後に前迫さんと世界観やワードを磨き込みながらフルコーラスの歌詞完成!
歌どりは17時前くらいからだったかな。

こっから前迫さんのスーパーシンガーぷりが、、、!ワンテイクでもうパーフェクトな歌声
聞いてるだけでテンションあがるー!

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30分程度でフルコーラスのハモまで撮り終え(本当どんなスピードなの、、、)
残り30分でトモローのmix!

18時に無事パーフェクトな音源を提出できましたー!!

めちゃくちゃキャッチーな音楽を
とても楽しい仲間と作れて大満足です!

個人的には曲作りより話してる時間の方が長かった印象なのはなぜ?笑。

人生初の8時間で歌詞も詰めたフルコーラスを作り切れたのは感動でした。
それもこれも率直なコミュニケーションと、迷いのない決断力、そして一人一人専門分野でスキルがあったことかな、と思います。

とにかく最高のセッションでした!!!

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【レポート第3弾!】GWを彩った、CWF主催キャンプ(オンライン&リアル・ハイブリッド型)

こんばんは、Co-Writing Farm(CWF)の作曲家、ペンギンスです。
引き続き、ゴールデンウィークにCWFが主催した大型ライティングキャンプのレポートをお届けします!

[再掲:キャンプの背景]
今年(2021年)のゴールデンウィークは社会情勢を受け、CWFではオンラインとリアルのハイブリッド型とすることで、5月1日、2日の2日間にわたり、久々に大型のライティングキャンプを実現。
1日目に56名が参加し、18チームが同時にライティング。(うちリアルが6箇所で分散開催)2日目に43名が参加し、13チームが同時にライティング。(うちリアルが3箇所で分散開催)2日間あわせて61名のクリエイターが参加。
原則として全てのチームをオンラインで編成しつつ、メンバーから希望があった一部のチームについては、個人宅にチームの3名で少人数によるリアルセッションも実施。結果、オンラインとリアルのハイブリッド型ライティングキャンプという、類を見ないスタイルでの大型キャンプに。

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Vol.3[2日目リアル]
レポート by ペンギンス(トップライナー・ディレクション

本日は荻窪にある「かふぇ&ほーるwith遊」さんへお邪魔しました。広い空間に良好な遮音環境で、ディスタンス保ちながらリアルセッションできる絶好の環境です。ありがたい限りです。こうした小規模音楽ホールの今後の活用として、クリエイターのセッションというのは非常に良い方向性なのではないかと思いました。

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今日のメンバーはCWF田辺望さん、シンガーソングライター「ねこから」さん、そして私ペンギンスの3名。ねこからさんは仮歌(レーベル向けにコンペ等で提出するdemo音源で歌を歌ってくれる人)の仕事で以前からとても頻繁にお付き合いがあるのですが、なんと対面するのは今日がはじめて。「いつもお世話になってます」「初対面の気がしないですねw」と会話ののち、セッションスタート。

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田辺さんがトラックメーカーとしてスピーカーの前に座り機材を配置。ねこからさんがアコギ、私がキーボードと共に、楽器を弾きながら方向性を探っていきます。田辺さんはセッション慣れしているので、どんどんピアノリフやビートが組み立てられていくので、それに自然と残りの二人で乗っかりながら、方向性を徐々に固めていきます。三人で議論しながら、昼前には全体の構成とメロディーがFIXしたので、ここでお昼やすみ。
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with遊さんのカフェでお昼を頂きます。秋田県名物「きりたんぽ」などユニークなメニューも!僕はパスタをいただきました笑。
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とってもさわやかな連休の晴れ間に、心も躍ります。

こういう時は雑談も大事。三人が共通してミスチルファンであることがわかり、だいぶマニアックに「どのアルバムのどの曲がいい」といった話で盛り上がります。セッションの時は音楽に対する感性は一人一人異なるため、共通理解の軸となるものがあったほうが会話のズレもないので、世代トークやアーティストトークっていうのはとても助けになります。

午後は歌詞をねこからさんと僕が詰めながら、ひたすら田辺さんがアレンジを進めます。歌詞はGoogle Documentに二人でアクセスしながら書いていきます。こうするとセッション時、共通の原稿を前にして共同作業できるので、セッション時にはリアルであってもクラウドアプリは欠かせません。
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夕方からは歌入れ。ねこからさん、歌のプロとして流石の一言。あっという間にテイクを重ねて完成していきます。

18時前に、ミックスまで終わり無事提出。非常にキャッチーながらも押し付けがましさのない楽曲にできたのは、アレンジ、シンガー、トップラインの意思疎通の風通しが良かったからかな、と思いました。

またぜひこの3人で作りたいです!